君のそばに
第4章 甘い匂い
不意にパソコンを見ると、丁度キヨがカメラ目線だ。
フジ「 こ、こっち見ないで...ッ、お願い... 」
俺の手はだんだん加速していく。
恥ずかしいのに、画面越しで見られてるのに...ッ!
ーーーーーお前、ほんっとドMだな。
俺の脳内でキヨの声がそう囁く。
ーーーーー見られて感じてんの?
フジ「 う、うぅ...ッ違うよ..そんなんじゃ... 」
ーーーーーもっと強くしごけよ。
フジ「 ...はぁッ、ん... 」
俺は脳内で囁くキヨの命令どうりに力を強くしてしごく。
フジ「 キ、キヨォ..褒めて...ッ、頭いっぱい撫でてよぉ! 」
ーーーーーよくできました。
キヨの声が低くいやらしく聞こえた。
と、同時に俺も果てた。
フジ「 はぁ...ッ、あ...やっちゃった 」
俺はキヨのジャージに出してしまったようで、ジャージがベトベトだ。
フジ「 ねぇ、キヨ、早く叱ってよ... 」
俺はベトベトのジャージを持って、それを洗濯機にいれた。
終わり