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君のそばに

第11章 優しいオオカミ



バンッ



キヨ 「 はぁ..はぁ... 」


黄色い花をつけた少年は、勢いよく扉を開け辺りをキョロキョロ見渡した。


キヨ 「 ねぇ、ここに...ここにオオカミ来なかったか...? 」


少年は青年に飛びかかる勢いで近寄った。



ヒラ 「 ...、誰のこと?誰も来てないよ 」


青年はうっすらと微笑みながら言った。


キヨ 「 ...ッ、またか..またダメだったのか...なんでいつもお前は... 」


黄色い花をつけた少年はオオカミが付けてくれた黄色い花を胸に抱き泣き叫ぶのでした。





















みんな違う次元で、相手を思いやまるあまりに無限ループ。








彼らはいつになったら抜け出せるのだろうか。














レト 「 無限ループって怖くね? 」
























おわり


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