君のそばに
第3章 オレだけの...
...なんでこんなことに、
なってしまったんだろう。
フジ「 ... 」
キヨ 「 ...何で、俺と話さないの? 」
フジ「 ... 」
キヨ 「 おい、聞いてんのか 」
俺は、いっぱつコイツの腹に蹴りを入れる。
フジ「 ...ッ、う..うぅ... 」
キヨ 「 俺だってさぁ、ホントはこんなことしたくないし、お前とふざけながら実況とりたいよ? でもさあ、お前なんもはなさねぇーじゃん 」
フジは俺に一切反抗することなく、大人しく座っている。
ーーーーそれは、少し前に遡る。