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恋ってコーヒーだよね?(ちびっと砂糖入りだけど)

第1章 暑い日に。暑いことが起きる。

「いらっしゃいませぇ~」

カランカラン

今日も暑いなぁ。

あ。こんにちわ。

世良綺 来夏 (せらき らいか)です。

高2。

バイトのカフェで働いてるの。

カランカラン

あっ。お客さん

「いらっしゃいませぇ~」

〈あ!らい!〉

「わぁっ!波瑠」

勢野 波瑠 (せや はる)

高2

彼氏。

〈可愛いなぁ~〉

「はいはいー照れるからやめて。」

〈ヤりたくなる?〉ボソ

「はずかしいなぁ~///当たり前だよ。」

〈ビッチめ。〉

「むぅ」

カランカラン

「いらっしゃいませぇ~」

『世良綺?』

「あっれ?!聖(せい)」

星來 聖夜 (ほしらい せい)

高2

クラスメイト

『おい。ここ、バイト募集してんだろ?』

「え?うん」

『ちょっと、綺世良』

ぐいっ

「きゃ」

トン…

『あっ。すまん』

〈おい?お前、俺の彼女にさわんなよ?粢君?〉

『あ?って。波瑠。え?マジで?波瑠の彼女?』

〈ああ。そうだけど知らなかったの?〉

『ああ。初耳だわ』

「…はなしてれない?波瑠///」カーッ

〈え?〉

胸を、ムニュッ♥っと、掴んでいた。
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