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センシティブ♥ボーイ

第17章 好きなタイプ







「………」

「………勉強すっか…?」

「え…っ」



せっかく鈴木くんの家に来たのに、そんなことを言われて。
驚いて顔を上げると、鈴木くんも驚いた顔をして、僕を見た。



「だって…いつも俺ん家来た時は勉強してたろ?」

「あ…」


確かにそうだった。
勉強して、エッチして、お風呂入ってご飯食べての流れだ。


久しぶりとは言っても、1ヶ月ぶりとかいうわけではないのに、この間まで勉強していたのがずいぶん前のことのように感じてしまっている。



「で、でも…」

「……?」



まだ勉強はしたくなくて。
鈴木くんとなにか話したかった。

何か、といっても…
いつも何話してたっけ……



「どうした?他の事する?」




え、えと…どうしよう

えっと…




………あ…!!

さっきのDVDが頭を過ぎった。



「あ、あの……っ鈴木くん…鈴木くんって…っ」

「ん?」



「鈴木くんって…

き、巨乳の人が好きなのっ?」




「………??!」








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