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センシティブ♥ボーイ

第31章 一人はダメ







「す…ずきく……ん」

「……今日はダメ。」

「な…んで……っ」



佐藤が次にしてほしいことはわかる。
いっつもこうやって後ろをいじると、挿れてっていうんだ。


だけど、今日はだめ。


今でもこんななのに、挿れて佐藤が声を我慢できるはずがない。

俺の母さんはまだよかったけど、佐藤の母さんに俺たちのことを離すのは受験が終わってからの方がいいだろうと思う。

ましてや、付き合ってることも知らないのに、セックスしてるのみちゃいました、なんて、失神してしまうかもしれない。




「佐藤声でちゃうだろ?」

「だ、ださないよ……っ我慢…する…っ」

「無理だって。今だってギリギリだったじゃん」

「………ぅ……」



しょぼくれてしまった佐藤の髪の毛を梳いて、汚れた身体を拭いてやる。

今度俺の家に来た時にゆっくりヤればいいんだから。
今日は……

佐藤にTシャツを着せようとすると、その手は佐藤によってはじかれた。



「じゃ、じゃあ…っぼくがするっ」




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