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センシティブ♥ボーイ

第36章 偏差値より人間力

【聖司side】







佐藤に触ってなんて誘惑されて、断るやつの気が知れない。
もし、今センター試験だったとしても、誘惑されたら佐藤が優先だ。



男物で、女が着るような下着があるっていうのは聞いたことはあったけど。

実際にはいてる奴を見たことはなかった。



萎えるだけだろ。そんなの。



そう思っていたけど、そんな浅はかな考えは撤回しよう。
凄まじい破壊力だ。



「んん…すずきく…っん…」



なにもしていないのに、
佐藤のアソコはヒクついて、先っぽからはトロリと先走りが溢れてくる。

溢れたものはレースの隙間から厭らしく染み出してきていて。
そこからのびる白い綺麗な脚が、恥ずかしそうにベッドのシーツを掻いた。



佐藤の甘ったるい声と、
荒くなった息遣いが部屋に響く。



これ脱がしたら…もったいねぇ。

佐藤の上に着ていたシャツを脱がせると、
パンツだけを残してベッドに寝かせ、悶える様子を見つめた。





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