短編
第2章 マッサージ店
恥ずかしいがこれが普通だろうと思い、我慢をしてスタッフが来るのを待っていると、「終わりましたか?」と声が掛かり、返事をすると、「失礼いたします」と丁寧に入ってきた。
彼は、私の姿をチラッと見るとあまり気にしていないのか、私にうつ伏せで横になるよう言った。
気にされないのは精神的にも楽だなと思い、安心をした。
でも、やっぱりドキドキするよ!
男の人にこの格好でマッサージしてもらうなんて!
私が横になるのを確認すると、オイルを脚に塗りたくり
「では足から始めますね」
とベッドの横に立ち、つま先から始めた。