短編
第2章 マッサージ店
「御手数ですが、もう一度うつ伏せになっていただけますか?」
「はい・・・・・」
言われたとおり、うつ伏せになると、彼はベッドに乗り、私の脚を挟むように乗ってきた。
ベッドは少し広くて、この程度なら彼も落ちない位だろうくらいだった。
「キャミソールあげますね」
そう言うと、肩の方にまでキャミソールを持っていき、背中全体にオイルをまんべんなく塗っていった。
するとパンツを少し下げられ、お尻の二つの膨らみと割れ目が半分現れた。
「えっ!」
「あ、ここもマッサージすると気持ちいいんですよ」
私の驚きの声に冷静に彼はそう答えながら、お尻にもオイルを塗り、押したり揉んだりするように手を動かす。
くすぐったいけど、それが気持ちよくて、警戒心が薄れた。
お尻なんて滅多にマッサージしないけど、確かに気持ちいいかも・・・・・。
とうっとりしてしまった。