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理性と本能

第4章 決断の日





今日は木曜日


昨日、同じ時間の電車に乗れなかったまゆはおじさんが乗る駅に着くのを今か今かと待っていた


昨日、痴漢のない電車に乗ったまゆはそれが物足りないと感じるようになってしまっていることに気付いた



はぁ~・・・今日はどんなことされちゃうんだろ・・・


昨日、まゆがいなくておじさんはどう思ったかな・・・


今日はいつものとこに乗ってくれるかな・・・?


昨日来なかったお仕置きなんて言って、焦らされちゃったりして・・・



おじさんが来るまでにまゆの妄想はマックスに達していた


今日は、白のブラウスにノースリーブの黒のワンピースの重ね着だ


ワンピースのスカートは、ふんわりしていてとても短いのですごく触りやすい


落ち着きを取り戻そうと、まゆはお気に入りの本に集中することにした


本を読んで少しすると、おじさんの乗ってくる駅に着いたアナウンスが聞こえた


まゆの鼓動は高鳴る


・・・おじさんは、いつものように乗ってきた


まゆの真後ろにぴったりとくっつく


気付かなかったが、電車が少し遅れていたらしく乗ってくる人数がいつもより多かった


おじさんとの密着度は高まる




































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