
理性と本能
第1章 初めて
そう思っていると、なんとおじさんの手が左から伸びてきた
えっ・・・
びっくりして怖くなったまゆは、首を横に振る
やだ・・・何されるの・・・
やめて・・・
そう思っても声はでない
おじさんの手をつかんで止めるほどの勇気もない
おじさんの手はまゆのあそこに届いた
スカートの上からそっとなでる
やだっ怖い・・・
そう思うのに逃げられない
まゆは、抵抗するように首を振るがおじさんは気にもせずスカートを大胆にまくった
あっやだ・・・
下着の上から一番敏感なところに触れてくる
強弱をつけて、焦らすように・・・
くるくると円を描かれたり、急にぐっと押されたり・・・
いや・・・っ怖い・・・
そう思ってるのに気持ちいい
まゆは自分の気持ちに混乱した
これ以上はもうだめ・・・
そう思っていると最寄駅が近づいたアナウンスが流れた
おじさんの手はすっと戻っていく
まゆは、終わった・・・と思うと同時に脚ががくがくと震えた
なんとか電車を降り、トイレに向かう
すごく濡れてる
いやだった・・・でも・・・
またあの場所に乗ったら、気持ちよくしてもらえるのかな・・・
今日は金曜日
もやもやしたまま、まゆは週末を過ごした
