
理性と本能
第2章 やっぱり気持ちいい・・・
月曜日
まゆは、悩みながらも前と同じ場所に乗った
さすがに下着に触れられたのは怖かったので、せめてもの抵抗で今日はショートパンツ
・・・だって、気持ちよかったんだもん
もうちょっとだけ・・・
今日で終わりにするから・・・
なんて、心の中で言い訳をしながらおじさんが乗ってくる駅を待つ
平常心を保つため、お気に入りの本を出して読み始める
少しして、おじさんが乗ってくる駅に着いた
まゆはあえてドアのほうを見ないようにし、前と同じように壁のほうを向いて立った
おじさんはやっぱり乗ってきた
昨日と同じようにまゆの真後ろに立つ
その手は、この子には触れても大丈夫と知っているかのようにおしりにそっと触れてきた
触れるか触れないかのぎりぎりのラインで・・・
触れられるとぞくぞくして、怖くなってきて思わず腰を引く
おじさんの手は、気にせずついてくる
