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芸人さん小説集

第19章 駆け出して、かけ離れる


次の日


角田: と…豊もっちゃん!

豊本: っ‼ …な…何…?

角田: あの…一昨日は、本当にごめん。俺っ、豊もっちゃんのこと…!

豊本: 聞きたくない!


駆け出す豊本


角田: あっ!豊もっちゃん!!



角ちゃんが俺を呼ぶ声を後ろに、僕は逃げてしまった。

「俺のこと嫌いなの?」なんて、訊けるわけ、ない。

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