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「はぁはぁっ……朔弥ぁ、もっとぉ、もっとしてぇ〜」


何かを埋めるように、朔弥は由比を抱き締める。
腰を振る朔弥。
ホテルのブラックライトで動物のように繋がる2人のシルエットが浮かぶ。


朔弥は腰を止め、由比の中に欲望を吐き出していく。











由比と別れて、朔弥は家に戻る。


身体は満たされる。
でも、欲しくなる。
好きな女の心と身体が欲しい。
もう1度抱いたら心も手に入らないだろうか。
そう思って何度か抱いたが、心が無いことがわかるだけ、むなしくなった。