テキストサイズ

単なる幼馴染みじゃなかったんだ!!

第7章 気持ちの再確認

俺達が見舞いに行ってもボンヤリと外を見てる。
それでも俺達は話しかける。
そんな感じで一年半が過ぎようとしていた頃だった。
雅「今日は美夏の好きなケーキを買って来たよ(笑)」
亮太「美夏は抹茶が好きだっけ?」
春「苺ものってるよ(笑)」
美夏「・・・抹茶食べる。」
俺達の動きが一瞬、止まる。
健「・・・ん⁉」
美夏「ケーキ食べる。」
雅「こ、これでいいんだよな(笑)」
美夏が箱の中を覗く。
美夏「これ、なぁに?」
亮太「苺のムースだって!!食べる?」
美夏「抹茶でいい。」
春「紅茶飲む?」
美夏「うん。お砂糖入らない。」
春「わかった。」

俺達は美夏を囲んで、ケーキを食べた。

美夏「早く元気になりたいなぁ。」
雅「ゆっくりでいいよ(笑)」
美夏「みんなとお出掛け出来る?」
春「出来るよ(笑)」
美夏「嬉しい」
言葉に抑揚がないけど、それでも俺達は嬉しかった。

それからの美夏はリハビリを頑張った。
かなり辛い時もあったみたいだけど、すごく努力を重ねて半年程で退院が出来た。


雅「美夏おめでとう。」
美夏「ありがと。」
美夏:母「なに食べたい?」
美夏「シュークリーム食べたいな。」
美夏:母「他は?」







エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ