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単なる幼馴染みじゃなかったんだ!!

第2章 夏の旅行

毎年恒例の家族旅行。
5家族で行くから大変だけど、今年の夏はいつもと違う。
美夏を女の子として意識し始めた俺達の夏だ。
一喜一憂する美夏に俺達は、目が離せない。

今年は家族が多いから、貸し別荘に泊まる。

雅「美夏!!海、行こう。」
美夏「浮き輪持って行くから待って!お母さん日焼け止め塗って。」
雅「俺、塗ってあげようか(笑)?」
美夏「雅くんのえっち!!」

俺、ヤバい!!ヤバすぎる!!

春「浮き輪膨らましてやるよ。貸して!!」
美夏「あっ、春くん待って!!」
春「なに?」
美夏「ここ拭いてからにして。」
春「なんで?」
美夏「私が口付けちゃったから、まだダメ。」
春「気にしなくても大丈夫だよ(笑)」
美夏「私が気にするの!!」

美夏が来る間、俺達は、
雅「美夏はただの幼馴染みだよな?」
健「俺ら浮かれ過ぎ!?」
亮太「冷静になろうぜ」
浮き輪を膨らました春が、
春「あんな美夏見て冷静で、いられるのか?」

美夏「おまたせ!」

あ~正直、無理!!

ピンクの花柄のミニのワンピースだった。

春「それ水着?」
美夏「うん。この下は、ビキニなんだけど恥ずかしいから脱がない。」

思わず胸に目が・・・結構ある。

美夏「あんまり見ないで恥ずかしいから・・・。」

俺達のさっきの言葉を撤回する。
ただの幼馴染みじゃない・・・かな?

春「美夏その水着似合う。可愛いよ。」
美夏「ありがとう。」

髪も可愛く編み込まれてて・・・なんつうかヤバい!?

海までの短い道のりも、海に着いた時も、まわりの男達の視線が美夏に集中してる。
美夏の笑顔も、すぐ赤くなるところも、可愛いまんまで・・・その視線から美夏を隠すように俺達は歩いてた。

健「ここで、いいんじゃねぇの?」

俺達がシャツを脱ぐと、美夏の顔が真っ赤になって

亮太「美夏、顔赤いぞ(笑)」
美夏「だって、なんか恥ずかしいもん。」
亮太「俺達だって、久しぶりに美夏の水着姿見てヤバかったのに(笑)」
春「まぁ、お互いいろんな意味で成長したんだよ(笑)美夏、行こう!!」

春が美夏の手を握り、海に入って行く。
俺達も後を追いかけた。



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