
奴隷の守護は王子様の仕事
第1章 王子様とお姫様
「廉起きて。朝だよ。」
廉の髪を撫でる。柔らかくてサラサラの真っ黒な髪。
ずっと撫でていたい。
「ん。もう朝か。」
「うん。」
廉を起こすのは私の役目。私だけの役目。
ぎゅっ。
廉がいきなり抱きしめてきた。私は勢いに負けて、
ベットに倒れこむ。
「れ 廉?!?どうしたの?」
「…………」
自分の顔が赤くなっていくのがわかる。
廉がこんなことするなんて珍しい。
顔を見られないように下を向きながら離れようとする。
でも離れられない。廉の力が強すぎる。
高校生になった今、廉の力に勝てることなんてなくなった。
昔は同じくらい小さかったのにね。
「廉?どうしたの?」
「……こういう気分。」
そんな…。どんどん顔が赤くなっちゃうよ。
好きになっちゃうじゃん。
ダメなのに……。
「廉、起きて。朝だよ。
わたしご飯の準備してくるから、顔洗って降りてきてね。」
私はなんとか廉の腕の中からすり抜けだ。
赤くなっな顔を見られないようにうつむきながら
足早に部屋を出る。
廉の髪を撫でる。柔らかくてサラサラの真っ黒な髪。
ずっと撫でていたい。
「ん。もう朝か。」
「うん。」
廉を起こすのは私の役目。私だけの役目。
ぎゅっ。
廉がいきなり抱きしめてきた。私は勢いに負けて、
ベットに倒れこむ。
「れ 廉?!?どうしたの?」
「…………」
自分の顔が赤くなっていくのがわかる。
廉がこんなことするなんて珍しい。
顔を見られないように下を向きながら離れようとする。
でも離れられない。廉の力が強すぎる。
高校生になった今、廉の力に勝てることなんてなくなった。
昔は同じくらい小さかったのにね。
「廉?どうしたの?」
「……こういう気分。」
そんな…。どんどん顔が赤くなっちゃうよ。
好きになっちゃうじゃん。
ダメなのに……。
「廉、起きて。朝だよ。
わたしご飯の準備してくるから、顔洗って降りてきてね。」
私はなんとか廉の腕の中からすり抜けだ。
赤くなっな顔を見られないようにうつむきながら
足早に部屋を出る。
