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宅急便さんと…

第1章 いちわ

私、桐谷みるく(25)はHな少女漫画家
作品とは対照的に本人には恋の話はまったくありません…

仕事中
みるく「…私も恋がしたいなぁ」

家のなかでの仕事のせいかなかなか出会いがなく……

ブロロロロ~

みるく「あっ」

キィー、ガタン

そんな中、唯一身近で少し気になる男子が…

シャー

みるく「荷物あごで押さえてるー//キャー///」
いつもさわやかな仕事ぶりが素敵で彼に
ちょっとトキメキ

あーあ、彼氏になってくれないかなぁ~!

コトッ

みるく「あれ?バイブ!」
仕事の資料で買ってきたのがこんなとこに…

みるく「や~ん//」

こ…これが宅配お兄さんのだったら……

ドキンドキン ドキンドキン

妄想中
宅配お兄さん「みるくさん…あっ……すごい…みるくさんのはどーなってるんですか?」

クチュ

みるく「…あっ//わ…わたしのは…///」
宅配お兄さん「大変…水濡れしてますね。これはもう早急にお入れしますね」

みるく「…あっ…はいっ///」

ハァハァハァ

ピーンポーン

みるく「…あっ!?ハァハァハァ///」

ピーンポーン

は…早く玄関出なくちゃ

みるく「ハァ…フゥ~、はぁーい」

ガチャ

宅配お兄さん「お届け物です。重たいので中までお運びしますね」

ドキン

宅配お兄さん「こちらでよろしいですか?」
みるく「えっあっ…はい//」

宅配お兄さん「じゃ、ここにハンコかサインをお願いしま…」

みるく「はい…」

宅配お兄さん「…///」
みるく「?…ハンコ!?」
さっきのバイブ!!
恥ずかしい…//
逃げたい//こんな私///

みるく「…私///」

もう、おしまい!!

みるく「…私…宅配お兄さんのこと…気になってて、で……でもこれは」

宅配お兄さん「実は俺もです。みるくさんのこと、お客様なんで意識しないようにしてたけど、タイプです」

みるく「ほんとに!?宅配お兄さん!!」

宅配お兄さん「雄夜って呼んでもらえませんか?」

みるく「…雄夜さん……フラ~」

雄夜「!……だ大丈夫ですか?」

みるく「…あ、はい//」

はあ…もう信じらんない
頭がクラクラしちゃう!
…まさか雄夜さんも私のこと気になってたなんて…
さっき妄想して一人Hしてたのに……

雄夜「顔が真っ赤ですよ。体も熱いし…」

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