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体験ホスト

第1章 新宿

「そんな、そんな」

「素敵な」

「姫より」

「一言」

「おーねがいしまーす」


馬鹿騒ぎする男と、女にすら見えない怪物

シャンパンは確かに高いけど

美味しいとは思わなかった

量を減らすために床に撒き散らしたり

溢しながらラッパ飲み


「そろそろ時間かな。じゃあこれ書いてね」


小さな紙で五千円

握りしめてバーに行く

ちょうどいい時間だった

今日は火曜だから、あかりが来てるかもしれない
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