テキストサイズ

箱……肆

第2章 沈む箱


30年以上……


一緒にいた夫婦…なのに…







妻は、私の顔を忘れていた――――…



「あの…どちら?」


「ごめんなさい?そこは、主人の席なの…」


「出てってください!!警察よびますよ!!」







症状が現れる日は…一日中…俺を他人あつかいした…



ストーリーメニュー

TOPTOPへ