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消えない想い

第6章 彼女の行方

はぁ?なんだよそれ!
俺は怒りと悲しみの感情に任せてメモと金を握り潰すと投げ捨てた。

慌てて着替えを済ませて清算すると、駅まで急いだ。

彼女の姿を発見することはできなかったけど、
そのまま自宅まで行ってみることにした。

どうしても納得がいかなかったからだ。

そして彼女の自宅に着いた。
そこで俺は愕然とした。

そこには表札もなければ、誰が見てもすでに空き家になっていたからだ。
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