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ひざカックン

第6章 なついあお


…はっきり言って、僕にはよくわからなかった。

ただ彼女は目を輝かせていたし

「ふ~ん」

と生返事で誤魔化していた。

彼女はというと、僕の様子を無視して紙にせっせと2本の平行線を書き、横線を何本も引っ張って、星印を1つ書くと、紙をペタペタ折り畳んだ。



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