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ひざカックン

第11章 ひざカックンは危険です。


僕はポケットに隠したスイッチを入れて返事をする。

彼女が近くにいるのだ。

彼女もアナルに遠隔操作できる小型バイブを入れているのだ。

僕がスイッチを入れたことで、彼女の中のバイブが動き出す。

僕の中のバイブが振動を変えた。

彼女が感じているという返事だ。

僕も彼女のバイブの振動を変えて応える。

ある週末の午後の情事。

誰にも言えない僕らの秘密。

僕らは顔を合わせなくてもつながっている。

僕らはずっと…。




【終わり】

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