テキストサイズ

山岸君と照井君

第9章 溺愛――――…。


こんなに…照井君の胸の中が…


居心地いいなんて―――…








ん〜〜〜〜〜〜…解らんが…







まっ――――…いいか!!



僕は…思う存分!照井君の臭いを吸い込み!!


大きく――――――…

満たされ!離れた!





「照井君!すまなかった…

な〜んか…落ち着いた!!


さっ、歩こう!!」





僕が、照井君から離れると…



照井君は、固まって――――…何故か…直立したまま…




「///お…おぅ!?!!


あ…歩くか〜〜〜〜〜!!」




僕は照井君の左側に立ち…ならん出歩く――――…




が、何故か照井君の歩き方が……



右手と右足が出る――――…


不思議な歩き方をしていた…









「―――…今流行りの…

―――…なんば歩き?」





「―――――…緊張しただけ…

つっ〜か……何?なんば歩きって―――――…」





「なっ!!


陸上選手が走り方に取り入れたり…忍が実践で必要な動きとして推進していた…


ナンバ歩き方を知らないのか!?



右手右足を同時に出す歩き方は、右脳左脳をバランスよく活性化させるから頭の良くなる歩き方とも言われているんだ!!

え?なんば歩きを実践してるんじゃないのかい?」






ストーリーメニュー

TOPTOPへ