
山岸君と照井君
第14章 変化―――……。
「は…ハハハ…だよな――…
悪い……俺、一人で…
いきなり言われても……解んないよな…
ゴメン―――――…」
握り返される……手が…
冷たく感じる――――――…
「―――…でも…
俺は―――…山岸が好きだ…
昨日…もっとお前といたかった―――――…
昼…お前と…もっと一緒にいたかった…
今――――…もっと…山岸と…気持ちよくなりたいって思ってしまったんだ―――…
困るかも…しれないけど…
山岸が…好きだ――――…」
メガネを外した事を――…
後悔している…
今の照井君の顔を見たかった――――…
