
山岸君と照井君
第2章 右側―――…。
「カラー…だと…!?
それこそ…意味あるのか?
髪の毛を変えた所で、君の中身は変わらんだろう!?
はっ!馬鹿馬鹿しい!」
照井は、あっそ!!っと、何故か不機嫌になった
まったく!コンタクトだの…カラーだの!!
照井君は、学校に何しにきているのやら!!
「山岸のバ〜〜〜〜〜カ!」
「はぁ!?君に言われる筋合いないのだが!!」
照井君は、ふん!っと、僕に負け犬っプリを見せつけ席を立って自分の教室に戻っていった――――…
ふん!この、愚か者が!!
だが…照井君の去った後の…
僕の右側に…違和感がある…
ん?なんだろうか…この違和感…
まっ――…ど〜でもいいか!
