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「え…。俺―――…お前に言ったけ？」



杉浦は、「いいや？聞いてない…」と、サラッと言いやがる！！




「――――…姉ちゃんか？」



「いや…お前の姉ちゃんは、お前に“制服を届けたのに！学校行ってないのかよ！”って…ぼやいてた…」



「あ…アハハハ…だよね〜」




杉浦は、特に顔色を変えるわけでもなく…


いつもの様に…淡々と話す…









「――――…山岸の家遠いからプリント頼むな？

ま…夏休み前の試験の内容だけだから…明日にでも渡してやれよ――――…」



俺は、杉浦を……少し警戒していた…



……男と付き合ってる…俺を…



杉浦は…どう…見ているんだ？