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山岸君と照井君

第31章 愚か者―――……



「こんにちは、米屋」



車から降りて――――…



うつ向き歩く米屋の前に立つ―――――…




米屋の足はゆっくり止まり…



俺を…足の爪先から確認する…











「――――…岳心…さん…」





二日前に見た米屋とはまるで別人…




無表情―――――――…




いや…




何て言うか……





諦めて―――…


受け入れて――――…


望まない顔―――――――…









昔の……苑心みたいだ…








結局……



お前ら…
似た者同士だったって事だよ…





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