
山岸君と照井君
第31章 愚か者―――……
俺は、風呂に入りながら…
自分の実行力に少し引いていた―――――――…
結構…ぶっ飛んだ事をしているが…
昨日…今日…考えてこれが最善だと思った
米屋のスキルは高いのは、皆が認めるところだ…
このまま…父に潰されるのは惜しい人材だ…
苑心の…隠れた心の拠り所を確保するためには…
“開業”計画を失敗させる訳にはいかないのだ―――…
どんな手段を取っても―――…
「はぁ……柄にもない事をするって……疲れる…」
俺は、浴槽に頭まで入れ…
ブクブクっと……ため息を気泡にして吐き出しだ…
