
山岸君と照井君
第4章 独り占め―――…。
「うわ…流石に昼時は混むなぁ〜…
俺と同じでいいだろ?一緒に注文すっから―――…
山岸は、席探して座っとけ!」
山岸は、賑やかな店の雰囲気に圧倒されつつ…うなずく…
山岸に注文させたら…テンパりそうだ…
注文後…俺は、セットを2つ受け取り、山岸を探す…
あ〜〜〜〜…
席に座りキョロキョロする変な奴を発見…
「いた――――…無駄に姿勢…綺麗だから…目立つなぁ〜…それだけじゃな〜けど…」
マックの席で…挙動不審って……
山岸ぐらいだ―――――…
「おまたせ、山岸…」
「照井君!!」
山岸は、俺の姿を見つけると…パッと明るい表情になった…
一人で不安だったのか?
マジで犬じゃん……
