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山岸君と照井君

第4章 独り占め―――…。

山岸は、ポテトとコーラがお気に入りなようで…


ポテトを食べては…ルンルンと肩が揺れ…


口の塩気をコーラで流すと…ふ〜っと…ふ抜けた表情になる…




「な〜…ポテトとコーラ…うまいか?」



そんな質問をすると…


「照井君!ポテト・コーラ最強伝説だよ!!」



と、眼鏡をクイッと上げながら…

俺のセリフをシレッとパクってみせた!!





「あっ!!眼鏡にポテトの油ついてやんの〜!ほら、拭けよ」




山岸は、あっ〜っと…汚れた眼鏡を顔から外す――――――――…






「っ―――――…って…おい…


山岸――――――…?」





ん?と、眼鏡を外した山岸は、裸眼だと…俺がボヤけて見えるのか…


目を細める―――――…






が――――――…



その…顔が…






俺の恋心を……確実に…



本物の……揺るぎないモノにした!!






「はぁ?顔?」



「/////お…お前!!


何で……そんなに……







綺麗な顔…

してるんだよ――――…」





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