テキストサイズ

山岸君と照井君

第4章 独り占め―――…。


山岸は、再度眼鏡を外し…


その眼鏡を俺に渡した―――…




山岸は再び裸眼バージョンになった―――――…





あ…ヤバい…



これは…




ドキドキする…その…顔…





反則!!





「どうだい?かけた?クラクラするだろ?」




山岸は、裸眼だと本当に見えてなくて…



俺は…眼鏡を持ったまま……






山岸の顔を……見つめ続けた…






綺麗…



ホントに……男か?



その…目を細める感じ……






キスをせがんでる見たいに見える――――――――〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!




俺―――――…重症…






俺は、眼鏡を持ち上げ…覗く…



分厚いレンズ…重い…な…



「…コンタクト……すればいいのに……」





「ん?何か言ったか?」




あ…いや…まて!



そうしたら……



山岸の美形に…皆が気づいちまう……




「…いや……何でもね〜…」






俺は、眼鏡を山岸に返す…







皆には…教えない…



俺だけが知ってる…山岸の素顔…






独り占め……








ふふふ……優越感…





俺―――――…重症…





「照井君…変な顔――…」



「悪り〜な!!」





ストーリーメニュー

TOPTOPへ