
山岸君と照井君
第34章 結婚式―――……
「いっぱい…出してくれてありがとうございます…」
俺は、イキ顔を腕で隠す彼に向かい…礼を言うと…
見せつけるよう…口の中に出された熱蜜を手のひらにタラ〜〜〜っと流し広げる…
「///はぁ…はぁ……見せんな……」
肩で息をし…余韻に浸っている岳心さんの肌が…ほんのり紅に染まって見えるのは…
俺が今――――…幸せを噛み締めているからだろうか…
「―――…次は…ローション準備しておきますけど…
今日は…貴方のこれで………」
「///んっ!がっ!!んっん」
吐き出された熱蜜を指にたっぷり掬い上げ…
岳心さんの…ヒクつく後ろへ…塗り込める…
油断していたのか…不意の感覚に…
腕で隠していた顔が…現れる!!
「イッたばかりで…敏感ですね――――…
貴方のその顔…初めて見ます…
///…そそられます…」
俺は…指をクックッ…と、ゆっくり出し入れする――――…
馴染むまで…何度も繰り返す…
