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山岸君と照井君

第36章 〜最終章〜時計と朝日


【山岸・照井side】



―――――――…


岳心さんから渡された…


鍵で――…
ホテルの一室に入る―――…





二人の手は―――――…

披露宴会場を出てから…


離れることは一度も無かった…




部屋に入り…


ドアが閉まると――――…





無言のまま―――…



抱き合う…





「宏樹…会いたかった…」



「俺も……会いたかった…」





しばらく抱き合い………



そこにある…確実に触れられる互いの存在に―――――…




幸せを実感する…




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