
山岸君と照井君
第5章 お調子者――――…。
くすぐったくて!手を離そうとした!!
「あっ!山岸///え?掴みやすいって…こ、これが?!」
「ああ!だからなんだい?
でも、照井君がふざけるなら、離す!!」
僕は、照井君がグッと指に力を入れるのが解った…
「///…す…少し…このままで…いいか?」
「は?…何で?」
掴まれていたいと言う照井君に…僕は、首をかしげる…
「え〜〜〜〜///…特に…理由は……ない」
「ふ〜ん。じゃぁ!行こう!!」
僕は、そのままでいいと言う照井君の手を掴み!!書店へ歩き出す!!
照井君は、顔を赤くしたり――…
焦ったり……笑ったり…
忙しく表情を変える―――…
お調子者の彼が見せる…調子のいい顔を…
僕は、やれやれと思いながら右上に見る…
ちょうど今は…
笑ってるのか…八重歯がちらっと見えた……
