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初恋は叶わないもの?

第2章 喋れない

岸本が好きだと気付き1ヶ月、

岸本と目が合うなんて何にも思わなかったけど……

今、目が合うと
めっちゃ 恥ずかしい!


「あっ!」

「菫、ノート見して」

「うん、はい」
総一に歴史のノートを見せる

「さすが、菫、ノートみやす」

歴史は大好きだもの!(^ー゜)ノ

「菫ちゃん。ちょっと来ようか」

「へっ?!あの、桃さん?」

桃に後ろ首を捕まれ、

外に連れて行かれる。


「さぁ?好きな人って?」

「はっ?!」

「いるんでしょ?」

「うん…」
「「「誰!?」」」

いつのまにか、彩と裕子が増えてるし…(((・・;)

「き…岸本」(;¬_¬)

「あー、岸本かぁ」

「榎本の負けか」

「うわぁ、榎本、悲惨」

「何が?何が総一?」

「「「(この、天然娘がっ!)」」」

何て言う、ツッコミをされたのを

天然娘はしらない。

「あっ」

「あ」

「岸本だ、行くぞ、裕子!彩!」

「「イエッサーッ!!隊長!(笑)」」

「え、ちょい!(((・・;)」

「…」 「…」

沈黙…………。

「あのさっ!」

「はっはいっ!!」

「あのよ、なんで避けてんだ?俺の事」

「いや、その、あはははぁ」

「…まぁ、いいや。
今度さ、一緒に出掛けね?」

「え?」

有り得ない言葉が出てきた。

「ダメだったか?」

「うっううん」

「そっか、じゃ、今度の日曜日な」

「え…(((・・;)」

「…?何」

「今度の日曜日は、その、総一と」

「はぁ?!」

「ごめんなさい」

「じゃあ、土曜日」

「試合…」

「はぁぁぁぁ」

うぁぁぁ、行きたかったなぁ…

「ごめんなさい…」

「うっ、分かった。再来週な、俺ん家
来いよ。」

「へっ?でも、迷惑じゃ…」

「いいよっ!じゃあなっ!」

「うん…(o・・o)/~」

岸本が、教室に戻るのを見て、
私も同じ方向へ足を進めた

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