
某ドーナツ屋店員の恋
第1章 第一章
俺、中松英二はミスド(ミステリードーナツ)でバイトする大学生だ。
容姿は普通、性格も普通。
この間、髪を茶髪にした。
性格は親にはガサツだの無愛想だの言われてるし、友達にはどS疑惑をかけられる。
彼女はいない。
彼氏などもってのほかだ。
身長は175㎝、低すぎず高すぎず。
頭は悪い。
中学時代はよく赤点や追試と戯れていた。
犬か猫かと聞かれたら犬。
忠実で分かりやすい生き物が俺は大好きだ。
今の仕事は充実しているか?と聞かれれば、充実していると答えると思う。
店長はいい奴だし、バイト仲間も面白いし。
ただ、俺のシフトの時間に女がいないのはなんとかしてほしいものだ。
さ、今日も仕事へ行こう。
ドーナツを揚げに。
