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道の先…

第13章 試験とチョコレート

気づけば試験まであと3日。

段々焦りが出てきていた。

自信があると思っても全てダメだしされてきたわたしは、本番の一発勝負で小論文を書き上げられる自信が無かったのだ。

そんな日の夜、いつも通りに先生に勉強報告のメールを送った。

”小論文の調子はどう?”

突然の返信。

(いいわけないじゃんよ…。)

分かっていることを、あらたまって聞いてきた内田先生がとても腹立たしく感じてしまった。

”もう無理です…書ける自信ありません。”

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