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道の先…

第3章 進路

「神田、お前芸術系に行きたいのか?」

教員室前の廊下にある机で先生と2人の面談

「はい。」

とわたしは重く口を開く。

「神田、お前は演劇をやりたいんだな?演劇ってのは幅が広いんだ。座学で受けるような学問的なものもあれば、実技のものもある。お前はどういう方向で演劇を学びたいんだ?」

本当は実技の方をやりたかった。

でも、親に猛反対を受け座学で学ぶことに決めたわたしは

「座学です。」

まっすぐに内田先生をみて答えた。

わたしは当たり前に内田先生から「わかった」という言葉がくると思っていた。

しかし、

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