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道の先…

第3章 進路

「それはお前の本心か?本当に、本当に座学でいいのか?」

ドキッとした。

全てを見透かされているような…

「え、どうしてですか?」

「少なくとも俺は、今のがお前の本心だとは思えない。本当にやりたいのはどっちだ?」

わたしは困ってうつむいてしまった。

「神田、これはお前の人生なんだ。お前の親の人生でも俺の人生でもない。神田自身の人生なんだよ。わかるか?」

わたしはうなずく。

「俺は、お前にここに行って欲しい。ここの大学は絶対楽しめるし、ぜひお前に行って欲しいんだ。」

そう提示された大学は3つ。

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