テキストサイズ

道の先…

第3章 進路

1つは東京のある大学の文学部

2つ目も東京のある大学の芸術学部

3つ目は大阪のある大学の芸術学部

わたしはひとり暮らしする気もさらさらないので、東京にある2つの大学にだけ関心を持った。

「神田、俺は親御さんの許可さえ得られれば大阪の大学に行って欲しい。絶対お前のやりたいことが出来るし楽しめると思う。」

わたしは固まった。

(え…大阪…?)

まさかの言葉にすぐには声に出せなかった。

「でも、大阪なんて…。」

「まぁ、まずは親御さんの説得からだ。それとお前は英語をもっとやれ!以上ー!」

ちょうどタイミング良くチャイムが鳴り、わたしの個人面談は終わった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ