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道の先…

第4章 情緒

その数日後、突然内田先生は学校を休んだ。

朝のホームルームには学年の他の先生が立っていた。

「うっちーどうしたんだろ?」

でも明日になれば学校に、いつものように来て奥さんの惚気話でもするだろうと、誰も特に心配はしていなかった。

しかし、私たちの予想に反してそれから内田先生は3日も学校に来なかった。

さすがにクラス全体も心配の声があがるようになってきた。

「インフルにでもかかったんじゃない?」

「あ!それはあるわ〜!」

そんなのんきなことを言ってた自分を、あとで後悔することになった。

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