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道の先…

第1章 始まり

髪はボサボサ。メガネをかけていてネクタイはだらしがない。喋る時は常に巻き舌気味。社会科。ソフト部顧問。タバコをよく吸うのでいつもタバコ臭い。

そして、もう一つこの先生に特徴を加えるとしたら

かなりの”愛妻家”であるということ。

新学年最初の登校日ということもあり、クラスはいつもに増して騒がしい。

うっちーこと内田先生は巻き舌気味に1人ずつの名前を呼ぶ。

「神田〜」

「はい。」

神田みずか。これがわたしの名前だ。

「んじゃあーこの1年間よろしく!以上!」

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