道の先…
第2章 奥さん
でも、わたしのこの気持ちはすぐに冷めるだろうと、かなり軽く自分自身の気持ちをあしらった。
でもやっぱり、内田先生と話せるとその日1日気分がよくなるわたしは、毎日必死で先生と何か話した。
「うっちータバコくさぁー!!」
「うるせーよ。臭くはないだろ〜。」
「臭いよ〜もうタバコやめなよぉ〜。」
「授業中禁煙してるからいいんだよっ!」
「なにいってんのー!?」
こんな些細なやりとりも、わたしの心は踊った。
でも、誰にも話せないし相談もすることは出来なかった。
特に、田中あずみちゃんなんか毎日怒鳴られてるのを見ると口が裂けても「内田先生のことが好き」だなんて言えなかった。
でもやっぱり、内田先生と話せるとその日1日気分がよくなるわたしは、毎日必死で先生と何か話した。
「うっちータバコくさぁー!!」
「うるせーよ。臭くはないだろ〜。」
「臭いよ〜もうタバコやめなよぉ〜。」
「授業中禁煙してるからいいんだよっ!」
「なにいってんのー!?」
こんな些細なやりとりも、わたしの心は踊った。
でも、誰にも話せないし相談もすることは出来なかった。
特に、田中あずみちゃんなんか毎日怒鳴られてるのを見ると口が裂けても「内田先生のことが好き」だなんて言えなかった。