道の先…
第2章 奥さん
「あずみちゃん、今日はうっちーに怒られた?」
全校集会に向かう途中に廊下を一緒に歩きながら話した。
「怒られたってか…もううるさいよあいつ…。」
「はは。お疲れ様〜。」
こうやってあずみちゃんと話すたびに
(あーあ…絶対言えないわ…)
と再びこの気持ちを胸の奥へとしまいこむ。
そんな毎日を過ごしていた。
高2は全ての団体や行事でトップに立ち、それはそれは楽しい1年間であった。
特に、行事の多い2学期なんかはお昼休みになると毎日のようにみんなどこかの集まりに行っていた。
内田先生は文化祭実行委員会の顧問の先生だった。
そのため、文化祭がある二学期は忙しくてちゃんと話せるのは週2時間ある授業のみ。
それも、一対一で話せたらいい方だ。
全校集会に向かう途中に廊下を一緒に歩きながら話した。
「怒られたってか…もううるさいよあいつ…。」
「はは。お疲れ様〜。」
こうやってあずみちゃんと話すたびに
(あーあ…絶対言えないわ…)
と再びこの気持ちを胸の奥へとしまいこむ。
そんな毎日を過ごしていた。
高2は全ての団体や行事でトップに立ち、それはそれは楽しい1年間であった。
特に、行事の多い2学期なんかはお昼休みになると毎日のようにみんなどこかの集まりに行っていた。
内田先生は文化祭実行委員会の顧問の先生だった。
そのため、文化祭がある二学期は忙しくてちゃんと話せるのは週2時間ある授業のみ。
それも、一対一で話せたらいい方だ。