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道の先…

第12章 小論文

話し相手になってくれていた友達2人も、小論文の添削を他の先生とやっていた。

2人とも指定校推薦だ。

1人は山村まなみ。

もう1人は古城さとみ。

山村まなみは理系で、彼女の志望する大学の小論文は変わった問題を出すことで有名だ。

彼女は、社会科の中川先生に添削を頼んでいた。

この中川先生という人はとてもクセのある人だが、本当に頭がいい。

内田先生とは学生の頃からの仲で、前に内田先生の婚姻届の証人にもなったと誰かから聞いたことがあった。

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