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道の先…

第12章 小論文

待ちに待った放課後。

この日はあさみは用事があるらしく、わたしと先生の2人で添削をすることになった。

教員室前の廊下につくなり先生は、

「あーわりぃ、神田、5分待ってて」

「げ、もしかしてまたタバコ!?」

「おう!」

「信じらんない!!」

そんなわたしの言葉も聞かず、先生はタバコを吸いに外へ出て行った。

この一連のやりとりを近くの席で見ていた同学年は

「みずかも大変だな…。」

と言って、内田先生が戻ってくるまでの間、話し相手になってくれていた。

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