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道の先…

第12章 小論文

でも、

よくかけたね。

とか、

頑張ったね。

とか…

なんかそんな優しい言葉をかけてもらえるのではないかと、下心満載で、わたしは小論文を書いていた。

その日の夜23時。

もう習慣となっている、先生への勉強報告。

特にそこから長い雑談に発展するわけでもない。

でも、わたししか知らない先生を、もっと知れる気がして、この数分の時間が楽しみだった。

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