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何度でも、君を。

第2章 しつこい奴。

まだ春の冷たい風が、涙で濡れた頬に触れる……――。」

それはとても冷たく、さらに心を凍らせた。


「……分かった。」

―…え?


「ごめんな…?」










…なによ今さら。

前からうちはあんたの事拒んでばっかだったじゃん。


もう…遅いよ。


木が…サワサワと揺れる。


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