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何度でも、君を。

第6章 カンナの嫉妬

ふと窓を見ればセミが鳴いている。

あれ…―いつの間に真夏になってたんだっけ…。


あの日からどれだけ経っただろう…。




隣のクラスの子から聞いた。

『カンナと早瀬くんって付き合ってるんだって!!』



「…そうなんだ。お似合いだね!」


『だよねー!』


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